地元青果市場との連携で…農家を救う!【ちょい訳ありサツマイモ】を活用した「鬼まんじゅう」を販売

愛知県豊橋市の老舗和菓子屋が市場と組んで…生産者を守る!育てる!

愛知県で秋のサツマイモの収穫が最盛期を迎えています。

サツマイモは、気温が高いほど生育は良いとされていますが、35℃以上では生育が減退すると言われています。

特に今年は異例の暑さに見舞われた夏から秋かけて、サツマイモが思うように成長せずに、スーパーなどでは売れない、大きくて変形した豊橋のサツマイモ『紅あずま』が沢山とれすぎてしまいました。

そんな農家さんの困っている声を地元青果市場「大一青果」さんから聞きつけ、郷土菓子鬼まんじゅうに使うことを決断!今まで、他県から仕入れていたサツマイモの代わりに全面投入しました。

さらに、販売終了までの期間限定で鬼まんじゅう1個260円のところ、180円に値下げしてできる限り地元農家さんのためになればと思っています。

今後、弊社は「地域一丸となって食品ロス対策の意識を高めたい」と考え、いちじくの規格外品の取引でシーズンあたり4トンの買付支援成功実績のある連携先大一青果さんと再チャレンジしました。

今後、サツマイモ以外の農産物も情報を大一青果さんのネットワークで情報把握し、正規品から規格外品まで地元産品の消費拡大、域外への発信をしていきたいです。

手前が規格外サツマイモ
左が正常で右が規格外サツマイモ

東海地方の郷土菓子 黄金の【鬼まんじゅう】

紅あずまと毎朝早朝よりその日に売る分だけを生地練りした小麦粉【きぬあかり】を練り上げ蒸しあげた手づくりの商品です。

さつまいもとの相性、当店ならではのモチモチ食感を楽しめるように改良に改良を重ね、オリジナルな鬼まんじゅうになっております。

大量生産の商品とは異なる「昔ながらの安心安全な製法」を地元の和菓子業界の発展を牽引する立場として大切に守っていきます。

鬼まんじゅうの名前の由来

角切りのさつまいもの角が突き出て見える形状が、鬼のツノや金棒をイメージさせたことから「鬼まんじゅう」と言われるようになったのが定説とされています。

また、食糧難の時代に普及したことから、災いを鬼と見たて、主食であるコメの代用品であるさつまいもを食べて鬼を封じこめようと願う、厄払いの意味を込めて名付けられたとも言われています。

CBCのニュースにも取り上げて頂きました。

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