上生菓子「葉の雫」の意味

上生菓子「葉の雫」の本当の意味は「落とし文」!?

 

「落とし文」とはもともと人目をはばかる手紙や恋文などを直接渡さず渡したい人の近くに落として拾わせる置手紙のことをいいます。

 

そして「落とし文」は初夏の季語。

 

なぜこの時期なのかというと「オトシブミ」という名の昆虫がおり実はこの昆虫、卵を守るために葉っぱを巻いてその中に卵を産むのだそうです。

その姿と上記の落とし文が似ていることから「オトシブミ」という名前がついたそうです。このことから葉っぱの上の白い練り切りは「オトシブミ」の卵を模しています(ただ「虫の卵」と聞くと敬遠されるため、「葉に落ちた露」と表現されることもあるそうです。)

このことから、「葉の雫」は初夏の風流な情景を表現しています。

 

それぞれの上生菓子には様々な情景を表現して作られています。

その意味を知って食べると今までとは違った味わいを楽しむことができると思います。